株式会社陽和建装

建物を
メンテナンス
する 原状回復・
事象例

⾬漏り・漏⽔でのお困り

屋根や外壁から⾬⽔が浸透する⽔の被害の一つです。
建物は、経年劣化により、正常な防⽔機能が失われ、建物内部に⽔が浸入しやすくなります。また、地震や台風などの突発的な災害や事故により、屋根や外壁の一部の箇所が破損し、⾬⽔が流れ込んでしまう場合があります。
⾬漏りは、突然起こるものではなく、時間をかけて室内に浸入し、天井のシミやカビ、外壁の腐食などから始まります。気づいたときには、かなりの時間がたっており、建物内部に深刻な影響を与えている可能性があります。⾬漏りの原因の特定は難しく、散⽔調査など時間をかけてしっかりと⾏ったうえで、⾬漏りが再発しないように修理を⾏う必要があります。
更に詳しくは 用語解説「雨漏り・漏水」をご覧ください。

ひび割れでのお困り

クラックとは、外壁に「ひび割れ」が出てくる外壁の劣化現象の事、外壁材の繋ぎ目に使う目地(コーキング)にできることを言います。クラックの原因は、地震による揺れや振動、乾燥、経年劣化、の3つが原因と言われています。ひび割れがあった場合、すぐに補修するべきなのか?についてはクラックの程度で判断する事ができます。
ひび割れには種類があり、髪の毛程度のヘアークラックであれば、すぐに補修工事をする必要はありません。
ただし、そのままにしておくと、ひび割れ部分から、汚れ、雨水が流れ込むことで内部が劣化して腐食していきます。程度にもよりますが、ヘアークラックであっても早めに対応しておいた方が良いでしょう。
更に詳しくは 用語解説「ひび割れ」をご覧ください。

チョーキングの発生でのお困り

チョーキング現象とは、外壁の塗料に含まれている顔料がチョークの粉のようになって出てきてしまう劣化現象の1つで、主に熱や紫外線、風雨などによって劣化して起きる。触ると白い粉状が付く現象です。白亜化とも言います。
また、シーリングに使われるゴム類にも起こり、その場合は硬化が起きて気密性や密封性が保てなくなった状態のことを言います。
一度チョーキングが起きてしまうと自然に直る事はなく、どんどん悪化していきます。
そのまま放置してしまうと外壁が雨水などを吸い藻やコケやカビの原因に繋がります。
さらに悪化するとクラック(ひび割れ)などが起きる危険性もあります。
この現象が起きた時には塗料の寿命が近づいているサインなので早目の補修をお勧めしています。
陽和建装では、しっかりと高圧水洗浄で粉を洗い落とし表面の汚れや粉を綺麗にしてから塗装します。しっかりと洗浄しないと早期剥がれの原因になるので注意が必要です。
更に詳しくは 用語解説「チョーキング」をご覧ください。

錆の発生でのお困り

鉄は空気と水に触れると錆びます。錆が出ると、外壁はまだ綺麗でも、家全体を見ると汚い印象を与えてしまったり、門扉や雨戸が錆びると閉まりが悪くなってしまったりします。
鉄部を保護している塗膜は、5~7年で保護機能が低下していき、そのまま放置をすると機能を果たさなくなります。そうすると、鉄部がむき出しとなり、雨・空気に触れることによって錆が発生します。少しの錆であればあまり目立ちませんが、箇所が多くなればなるほど全体の色のトーンを落とし、お家の外観に暗いイメージをもたせてしまうことになります。
更に詳しくは 用語解説「錆」をご覧ください。

膨れでのお困り

塗膜とは外壁や屋根に塗られた塗料によってつくられた膜のことを言います。また、この塗膜が古くなり本来の効果を果たさなくなった状態を脆弱塗膜といいます。壁に塗料を塗る効果として考えられることは、「美観アップ効果」「防水効果」「遮熱・断熱効果」「防汚・防カビ・抗菌効果」などがあげられます。一般住宅やマンションなどの建物で、特に脆弱塗膜に気をつけなければならないのは外壁です。外壁の塗膜が脆弱すると美観が衰えるだけでなく、雨漏りなどの原因となり建物の躯体に危険を及ぼす可能性があります。外壁塗装は塗料の耐用年数により異なりますが、おおむね5年~15年に一度塗替えが必要です。その際には、脆弱塗膜をしっかり剥がしてから塗替えることで、新しい塗膜の性能も高まり長持ちします。
問題は、脆弱塗膜をどこまで綺麗に剥がすかです。脆弱塗膜を剥がすことを「塗膜剥離(又はケレン)」といいます。どこまで塗膜剥離を行うかは、物件所有者様の予算との兼ね合いもありますが本来であれば100%剥がしてから行うことが理想です。外壁についている塗膜を完全に剥がさない状態で新しい塗装をおこなってしまうと、新築の時とくらべ外壁に塗られている塗膜が重く(古い塗膜+新しい塗膜)なり塗装が早く剥がれる原因となります。
更に詳しくは 用語解説「脆弱塗膜」をご覧ください。